実家のお寺の法務の手伝いをしてから、少し経ってのことです。

名古屋在住の女性から住職(父)宛てに何回か電話があったのですが、あいにく住職は不在でした。

電話がった夜、住職がお寺に帰ってきましたので、電話が何回かあったので折り返し電話してはどうかと提案しましたが、いつもかかってくるから折り返ししなくても大丈夫との返答でした。

その返答を聞いて、御門徒さんに対してなんて不親切なのかと内心思ったのですが、それまでなぜ気づかなかったのか、本当に一日に何回も電話がかかってくるんです。

多い時は一日5,6回、それもほぼ100%毎日かかってきます。

電話の用件はというと、大方が「普段このようにお仏壇にお参りしているんですが、失礼にあたらないでしょうか?」というものです。

例えば、「お仏壇にホコリがあったので、市販の掃除用具で綺麗にしているんですが、失礼にあたらないでしょうか?」ですとか、「もうすぐで親族の命日なので過去帳を開く練習をしているのですが、失礼にあたらないでしょうか?」というものです。

世の中には変わった人がいるもんだなと思っていたんですが、ある時一つのことに気づきました。

それは、この方の質問は大抵「これでよいのでしょうか?」ではなく「これで失礼にあたりませんでしょうか?」というものでした。

きっとこの方は「自分でよい事をしよう」という感覚で生活を送っているわけではなく「仏さまに失礼のないように」と生活しているんでしょう。

良い悪いという価値観を離れて、慎ましい生活をしたいものです。

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