浄土真宗特有の専門用語でしょうか。

「約(やく)す」という言葉遣いがあります。

「仏に約す」「衆生に約す」これを縮めて「約仏(やくぶつ)」「約生(やくしょう)」等とも用います。

「今日は約仏のご法話だったね」とか「今日は約生のご法話だったね」というような使い方をします。

この「約す」という概念、私もわったようなわからないような、なんとなく雰囲気でつかっているのですが、「~のところで表す」くらいの意味合いでしょうか。

たとえば、私たちはお湯に触れると触れた手が熱くなります。

つまり「私の手がお湯に触れて熱くなった」と表現するのが一番ストレートな表現でしょう。

しかし私たちは普段このような表現の方法をとりません。

私の手がお湯に触れて熱くなったということは、このお湯は熱いという性質を持っていると解釈し、「このお湯は熱い!」と表現します。

同じように唐辛子を食べてヒリヒリして痛いのは私の舌ですが、これを「この唐辛子は辛い!」と表現します。

これと同じように、阿弥陀如来への疑いの闇が晴れ念仏申す人生を送りお浄土へ参るのは私の話でありますが、これを「衆生の疑いの闇を破り、衆生の口のうえにその姿を現し、衆生をしてお浄土へ至らしめる」というように阿弥陀さまを主語にして表現することを仏に約すといいます。

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